【更新中】キミの声、聞かせて
「美味しい!!」


オムライスを食べた奈那は笑顔だった


あたしも話せない代わりに頷く


「良かった。簡単なものしか作れなくてごめんな」


「あたし、彼氏にも作ってもらったことないよ。大翔くんは料理上手だね」


勇悟くん、料理しそうなイメージなのに料理しないんだね


他愛のない話をしながら食事は終わった


「奈那、先に風呂入って来い」


「あたしが1番風呂に入っても良いの?」


《奈那はお客様だから》

1番最初に入ってゆっくりしてもらいたい


「俺からしたら樹里もお客様だな。だけど、今日は奈那が優先だよな」


大翔の言葉に頷くあたし。


「じゃあ、お先に入るね」


奈那は荷物を持ってお風呂場に行った


奈那が見えなくなるとあたしは大翔に抱き付いた
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