【更新中】キミの声、聞かせて
~♪~♪~♪~


ぶらぶらしていると勇悟の携帯がなった


「はい」


勇悟は電話に出ていた


「大翔に?代わる」


勇悟は俺に携帯を差し出した


「俺…?」


「奈那。焦ってる」


奈那?焦るくらい急ぐ用事?


「大翔くん!!今何処?」


「今、ショッピングモールに居るけど?」


「樹里が軽い発作起こしたの!!」


「はっ?今何処にいる?」


「屋上の自販機が4つくらい並んだベンチに居る」


それだけ聞くと電話を切った


「大翔、焦ってどうした?」


勇悟は不思議そうに聞く


「樹里が発作起こした」


急いで行かなきゃだ


「場所は聞いたのか?」


俺は小さく頷いて屋上を目指した
< 530 / 606 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop