【更新中】キミの声、聞かせて
神社へ向かうと人でごった返していた


まぁ、夏祭りだから当たり前か。


「樹里、離れんなよ?」


見失ったら大変だ。


樹里は俺の服の裾を握って来た


「それじゃ、はぐれそうだからこっちな」


俺は小さな樹里の手を握る


恋人繋ぎで握ったから顔を真っ赤にする樹里


「奈那と勇悟の写真、撮るんだろ?」


カメラはしっかりと持って来てる


「大翔くん、樹里ー?置いてくよ」


奈那が手招きで俺らを呼ぶ


「行くか。せっかくだから楽しもうな」


頷く樹里を見て奈那達と合流した


「樹里、かき氷食べよ。何が良い?」


《いちご味》


奈那の問い掛けに筆談で答える樹里


「おじさん、いちごのかき氷2つお願いします」


2人の代わりに俺が頼む
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