【更新中】キミの声、聞かせて
「はいよ。いちごね」


威勢の良いおじさんが笑顔で受け答えてくれた


「お嬢ちゃん、練乳は?」


「樹里、奈那。練乳掛けるか?」


2人は笑顔で頷く


「もしかして、直樹のとこの娘かな?」


俺たちはおじさんの言葉に首を傾げた


《お父さんのこと、知ってるんですか?》


樹里はボードに書いて見せる


「やっぱり、樹里ちゃん。可愛くなったな。ずい分昔だから俺のこと覚えてないか」


おじさんは寂しそうな顔をした


樹里は一生懸命思い出そうとしてる


《いちご飴のおじさん!!》


「思い出してくれたか!!良かった。帰って来てたんだな」


樹里はおじさんの言葉に頷いた


この2人は知り合い?


しかも、“いちご飴のおじさん”ってどういうこと?
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