【更新中】キミの声、聞かせて

誕生日*樹里side

誕生日なんて忘れてた

嫌だった誕生日も

君のおかげで

楽しいと思えた幸せな日


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奈那達が来て数日が経った


奈那のこと、忘れようとしてた


冬華と同じくらい優しい人なのに…


冬華と同じくらいあたしを理解してくれた人


自分の中で奈那の存在を消そうとした


あたしの中で“理解者は冬華だけで良い”と言い聞かせてた


奈那のことは考えないようにしてたのに…


あの日、あたしの前に現れた奈那は大人っぽくなっていて…


“やっぱり忘れられない人”だと再認識させられた


「樹里、準備出来たか?」


大翔の声で我に返る


そんな今日から花歩さん達に会いに行くため大翔と一緒にプチ旅行です
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