【更新中】キミの声、聞かせて
「おー!!樹里ちゃん、来たんだね。待ってたよ」


俺らに気付いたおじさんは声を掛けてくれた


おじさんが声を掛けてくれたことで樹里も嬉しそう


「さっ、入って」


中に入ると駄菓子がたくさんで懐かしかった


内装はとても明るいもので…


駄菓子屋とは思えない


だけど、居心地が良くて懐かしかった


樹里はというと楽しそうに駄菓子を見ていた


「君は…。樹里ちゃんの彼氏さんかい?」


俺は素直に頷いた


「そうか、そうか。樹里ちゃんの雰囲気が柔らかくなったのは君のおかげだね」


おじさんは1人で納得しているようだ


「自己紹介しなきゃだな。憩祥吉(イコイショウキチ)です。宜しく」


「相馬大翔です」


軽く自己紹介を済ませると祥吉さんは樹里を見ていた


「君が彼氏ということは樹里ちゃんが話せないのも知ってるんだな」


“それはもちろん”という意味で頷いた
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