【更新中】キミの声、聞かせて
「とりあえず、先生も心配してたから知らせて来るね。ついでに荷物も取ってくる」


冬華は樹里の頭を撫でると担任に知らせに向かった


「気持ちよさそうに寝るヤツだな」


と言った瞬間、パッと樹里が目を開けた


「起きたか?」


まだ眠たそうな樹里に一応、声を掛ける


「寝たかったら寝て良いんだぞ。授業も終わったし」


すると、樹里は何を思ったのか自分から抱き付いてきた


……全く可愛いヤツだ


他の女なら振り払ってたけど…


樹里なら許す。


今はさせたいようにさせよう


荷物を持って戻って来た冬華はびっくりしていた


「樹里も大翔だから甘えるんだよね。他なら考えられない」


こんな俺を頼ってくれてると思うと嬉しい


特に相手が好きな女なら尚更
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