【更新中】キミの声、聞かせて
「お寿司嫌いだった?」
不安そうに聞く七絵さん
《大好きです》と話せないので文字にする
それを見て七絵さんは安心した表情を見せた
お父さんと旅行に行った時にもお寿司食べたな
「樹里ちゃん、好きなだけ食べなさい」
相馬先生に言われゆっくり食べ始める
「樹里って美味しそうに食うよな」
《お寿司、好きなんだもん》
食べながら器用にペンを走らせる
“お行儀悪い”って言われるかもしれないけどこうでもしないと会話が出来ない
「本当、樹里ちゃんのおかげで大翔の雰囲気柔らかくなったわよね」
「中学生の時は扱いに困ったもんだ」
「大翔の力には負けるから放っておくしかなかったのよね」
二人は懐かしそうに大翔の話をする
当の本人は“そうだっけ?”って顔してるけど…。
でも、恥ずかしいのか時折、顔を真っ赤にしていた
その度、両親からからかわれる始末
あたしは大翔の昔話が聞けたし新たな大翔の顔が見れて嬉しいけどね。
他愛のない話をしながら大翔の家族との時間を楽しんだ
不安そうに聞く七絵さん
《大好きです》と話せないので文字にする
それを見て七絵さんは安心した表情を見せた
お父さんと旅行に行った時にもお寿司食べたな
「樹里ちゃん、好きなだけ食べなさい」
相馬先生に言われゆっくり食べ始める
「樹里って美味しそうに食うよな」
《お寿司、好きなんだもん》
食べながら器用にペンを走らせる
“お行儀悪い”って言われるかもしれないけどこうでもしないと会話が出来ない
「本当、樹里ちゃんのおかげで大翔の雰囲気柔らかくなったわよね」
「中学生の時は扱いに困ったもんだ」
「大翔の力には負けるから放っておくしかなかったのよね」
二人は懐かしそうに大翔の話をする
当の本人は“そうだっけ?”って顔してるけど…。
でも、恥ずかしいのか時折、顔を真っ赤にしていた
その度、両親からからかわれる始末
あたしは大翔の昔話が聞けたし新たな大翔の顔が見れて嬉しいけどね。
他愛のない話をしながら大翔の家族との時間を楽しんだ