【更新中】キミの声、聞かせて
「お兄ちゃん、お姉ちゃんのことよろしくね」
小学1年生とは思えないほどしっかりした口調で樹音がいう
樹音は最近、身長が伸びて可愛さが増してきた
可愛さが増してきたのは樹音だけではなく樹里もだけど…。
「大翔くん、娘をよろしく頼むよ。」
「もちろんです。」
《大翔が一緒なら大丈夫。》
樹里はそう書いたボードを直樹さんに見せた
「薬は持ってるよな?なんかあったら大翔くんを頼るんだよ。カメラも忘れずにな」
《薬も持ったし、カメラはあたしの相棒だからちゃんと持ったよ‼行ってきます》
「おう。気を付けて。帰って来たら写真見ながら話聞かせてな」
「じゃあ、行ってきます」
笑顔で頷く樹里と共に直樹さんと樹音に挨拶をして出発する
直樹さんが送ってくれると言ったけど断った。
公共交通機関を使って移動するのも樹里が前進するために大事なことだから。
こういう事に慣れることも必要だと思う。
その提案をしたとき最初は渋っていたけど
…。
“こもってばかりじゃダメだよね。挑戦するのも前に進むために必要だよね。1人だと怖いけど、大翔と一緒なら大丈夫”
と言ってたから公共交通機関を使う事にしたんだ。
小学1年生とは思えないほどしっかりした口調で樹音がいう
樹音は最近、身長が伸びて可愛さが増してきた
可愛さが増してきたのは樹音だけではなく樹里もだけど…。
「大翔くん、娘をよろしく頼むよ。」
「もちろんです。」
《大翔が一緒なら大丈夫。》
樹里はそう書いたボードを直樹さんに見せた
「薬は持ってるよな?なんかあったら大翔くんを頼るんだよ。カメラも忘れずにな」
《薬も持ったし、カメラはあたしの相棒だからちゃんと持ったよ‼行ってきます》
「おう。気を付けて。帰って来たら写真見ながら話聞かせてな」
「じゃあ、行ってきます」
笑顔で頷く樹里と共に直樹さんと樹音に挨拶をして出発する
直樹さんが送ってくれると言ったけど断った。
公共交通機関を使って移動するのも樹里が前進するために大事なことだから。
こういう事に慣れることも必要だと思う。
その提案をしたとき最初は渋っていたけど
…。
“こもってばかりじゃダメだよね。挑戦するのも前に進むために必要だよね。1人だと怖いけど、大翔と一緒なら大丈夫”
と言ってたから公共交通機関を使う事にしたんだ。