【更新中】キミの声、聞かせて
《泊まっていけってどういうこと?》


「そのままの意味。今日は遅いからな」


大翔はしれっと言い返した


《着替えとかないよ?》


「それは大丈夫。姉貴が用意してるから」


大翔はテーブルの上を指差した


そこには可愛らしい紙袋が乗っていた


「だから、心配ない」


《迷惑じゃない?本当に大丈夫?》


「迷惑だったら世話なんてしねーよ。こんな風に誘ってもない」


……そうなんだ。


「姉貴以外で此処に入った女は樹里が初めてだ」


《初めてがあたしで良いの?彼女さんに怒られない?》


大翔は渋い顔をした


「樹里だから良いの。それに俺、彼女なんて居ない」


人気者だから彼女居そうなのに


「お風呂入って来い」


促されるままお風呂に入った
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