【更新中】キミの声、聞かせて
-----翌日


目が覚めて周りを見渡すと樹里の姿はなかった


……どこ行ったんだ?


起き上がり探してみる


すると狭いところにうずくまっている樹里を見つけた


「樹里」


----ビクッ


俺の声に反応しゆっくりと顔を上げた


「おはよ。どうした?」


樹里の目線に合わせて話をする


樹里は俯いたままだ


「ボードに書いてみ」


俺は樹里にボードを渡す


《大翔はどうしてそんなに優しいの?》


「樹里だから優しくするんだ」


《大翔の取り巻きの女子、たくさんいる》


「あんなの、鬱陶しい。俺の気持ちを知らない奴らばかりだから。」


一応、良いヤツ演じたりしてるけど最近はそれすら面倒になってきた
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