校内一のイケメンとトキメキ同居生活
「ははっ。可愛いな。お前。あっ、今日から、優香って、呼ぶからな!だから、優香も、俺の事、郷って呼べよ」
照れ臭そうに言っていて、ちょっと可愛かったけど、何でそんな上から目線なの⁉そこで、イラッときた。
「聞いてる?優香?」
後ろから抱きついてこられた。
多分、今の私の顔。真っ赤だ。
恥ずかしい!
「ねぇ、答えないと、どうなるかわかんないよ」
「ひゃっ。う、うん。わ、分かったから、は、話してっ!」
この、変態!こんな家、選ぶんじゃなかった!
「じゃ、よろしくね。優香!」
いきなり名前で呼ぶの⁉でも、何されるか分からないから、とりあえず、
「うん」
そう言った。
こうして、私と郷の危険な同居生活が始まった。