似た者同士 《小崎さんの映画館》
案外広い部屋に少ない椅子。
二つ席が空いてるだけで、他の席は全部誰かが座ってる。
部屋に案内してくれた男性は気がつけばいなくなって、それもまた不思議に思う。
「あれ?君たちが最後~?学生さん?」
一番扉側に座っていた男性が声をかけてきた。
男性、っていっても同い年くらいの子。肌がこんがりと焼けている。
野球部の人かな?
うなずくと、その野球少年(仮)は「そっかっ!」と笑い
「じゃあ、確定。
ここにいる奴ら、全員学生だ!何の奇跡だろうね。
あ、俺、龍平。桜高校の二年生。野球部に入ってるんだけど、今日休みでさっ。君たちは?」
「え、あ・・・っと」
急にプロフィール言われても・・・正直困るんだけどなぁ。
二つ席が空いてるだけで、他の席は全部誰かが座ってる。
部屋に案内してくれた男性は気がつけばいなくなって、それもまた不思議に思う。
「あれ?君たちが最後~?学生さん?」
一番扉側に座っていた男性が声をかけてきた。
男性、っていっても同い年くらいの子。肌がこんがりと焼けている。
野球部の人かな?
うなずくと、その野球少年(仮)は「そっかっ!」と笑い
「じゃあ、確定。
ここにいる奴ら、全員学生だ!何の奇跡だろうね。
あ、俺、龍平。桜高校の二年生。野球部に入ってるんだけど、今日休みでさっ。君たちは?」
「え、あ・・・っと」
急にプロフィール言われても・・・正直困るんだけどなぁ。