似た者同士 《小崎さんの映画館》

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「！？」


画面にたくさんの数字が気持ち悪いくらいに敷き詰められていく。



それとともに、ビーっという警告音のようなものが広がって、耳に響く。



何？これ・・・本当に・・・『映画』？


冷や汗が流れ、さらに嫌な予感がする。


やがてそれは上から順番に消えていって、最後の数字が消えた瞬間、画面に現れたのは可愛い顔をした一人の女の子。


制服を着ている・・・。おかっぱ頭にセーターの制服。
夏の映画には正直ふさわしいと思えない格好だった。でも可愛い、モデルさんみたいな女の子・・・。







『学生の皆様～。ようこそ、私の映画館へっ！』