片恋



「―――!?」



突然、視界が真っ暗になった。




感じるのは、ケイのかすかな香水の匂いと、体温。


……さっきとは違う、力強い腕。


心臓はハレツしそうなくらいドキドキしてる。




……あたしはケイに抱き締められていた。






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