情けなくても君がいい


戻りたくないな~...

ガサ...

「麻悠」
「((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア!!
なんで、なんでひろくん!」
「帰り遅いからってみんな心配してる」

「あ、そっか...」

バサバサバサッ

「うわぁぁぁぁ!!!」


ぱた

「ぶはっ、今度はほどけちゃったね」
「ひろくん...髪ボサボサ...だよ」
「ほんと?じゃあといて」


綺麗な焦げ茶色...
反則だ...

「麻悠」

吸い込まれるように
目が 離せない



ひろくん





好きだよ




唇に違和感を覚えた。

「...まだ俺の事男として見れない?」

ひろくんの目が真剣すぎて。

「俺の事、男としてみてよ」


「勝手にキスして... ごめん」

ひろくんは振り返って
歩き出した。

早く
早く言わなきゃ

今言わないと

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