哀しみの向こう
帰ったら 殴られる… そう思っていたけど 帰る場所は そこしかないと思った

だから 仕方なく帰るしか なかった。


山道を過ぎると 家が見えてきた。


家の外で 祖父母がうろちょろしている

私は 身を隠そうとしたけれど 母を信じて 祖父母の前に 姿を現した。


すると 祖父母が私を抱きしめてきた。


私には 事情が掴めないでいた
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