星使いの少女

まさか代償が必要とは…



…まぁ予想はしてたけど。



「鞠花様、代償というのは…?」



《まぁ別にお前の命でもいいがーーー−−…》



急にグイッと顔を近づけてくる鞠花様。



「っ!?」



ー怖い



神のところへ来たのは初めてだ。



だから、急に距離が近くなったら恐怖を感じた。



《お前はもっと良いモノを持っているな?》



「…良いモノ?」



鞠花様はあたしにこう言った…


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