星使いの少女

もう…嫌っ…!



あたしはその場に泣き崩れた。



「違う!」



その時、どこからか声が聞こえた。



声が聞こえた方向を見てみると…



「勝、利…」



なんでここに…



「お前は俺にとっても晴馬達にとっても大事で大切な存在だ!…俺等がお前を忘れる?んなわけねーだろ!皆ちゃんと覚えてる!お前がいなくなったら悲しいし、寂しい。お前は…お前は俺達の大事な"ダチ"で"仲間"なんだから!」



勝利…



あたしは涙を拭い、立ち上がる。


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