星使いの少女
酷い悲鳴が聞こえてやがて消えていく。
光で送りだすか…
「ホーリング・ライト・シャワー」
淡い光が悪魔たちに降り注ぐ。
…来世ではどうか悪魔になんかならずに天使として生まれ変わりますように。
『まったく…優しいな。主は。』
『主はいつも優しいわよ!!ヒュースだって私達は星座が星使いから受けた事を忘れてないでしょう!?』
「…優しくないよ、あたしは。」
悪魔たちを天に返すことはできなかった。
ただ、無に返すことしか。
「…ごめんね」
少女は一人、涙を流したーーー−−…