星使いの少女
「ふんっ!双子座リース、リーフやってしまいなさい!!」
双子座の力とも言える強風をヒュースに当てる。
「…無駄よ。しし座は獅子の最強の星座。そんな弱い力でやられるわけないじゃない。」
そういうとあたしはヒュースに心の中で語りかけた。
[あんまり強く出過ぎないでよ?星使いだってバレちゃうから。]
[承知致した]
「しし座 ヒュース。…双子座に獅子たる威厳をみせなさい!」
ヒュースは会場の空気が波打つほどの威厳を双子座に魅せつけ、一瞬にして双子座を戦闘不能にさせた。
「リーフ、リース行きなさい!!早く!!」
彼女の呼びかけにもピクリともしない。