星使いの少女
第四章 壊れていく世界と失くした記憶
世界の異変
あれから月日が経ちーーー−−…
あたしは"ある場所"へと来ていた。
…もちろん一人で。
どうしてか…と言うと、ここ最近、戦争や天変地異が増えてきてあたしの力では抑えきれなくなってきた。
だから今日、ここへ来た。
ここは現実世界にはない異空間。
つまり、"世界の裏側"に来たということ。
だから人間の中でも特別な存在…
《星使い》しか入る事を許されない。