星にかけた願い


それは明らかに人だったもの。

もう白骨化してかなりの時間が過ぎていた。

「お兄ちゃん?」

まだ何があるか気付いてないユキをソレが見えない所まで下がらせる。


「ユキ!ちょっとだけここで待ってて」

周りに危険はないか素早く確認してから、ハルは先ほどの屍を調べに戻る。

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