【完】First♡Love~すれ違う恋心~
「早乙女、疲れたろ?どっか入るか」
「あ、はい!」
俺たちは喫茶店へ入った。
「チーズケーキとコーヒー。早乙女は?」
「アイスティーとガトーショコラで」

店員は注文をとると、厨房へ。
「早乙女のクラスは文化祭、なにすんの?」

「確か、メイド☆ホスト喫茶です」
メ、メイド!?

「それって、やっぱメイド服着るのか?」
「そうらしいです。男子は執事服で」
マ、マジかよ……。
「中条先輩のクラスは何するんですか?」
「…コスプレ喫茶」
「コスプレ…ですか?」
「そ。いろんなもん着て接客するらしいよ」 「へぇ……」
「早乙女…?」
「あ、の……//」
「ん?」
「おまたせしました」
店員がケーキと飲み物を持ってきた。
そして、また厨房に戻った。
「早乙女、食わないの?」
「………」
「早乙女?」
「あ、の。…み、美々って、呼んでくだ、さい//」
「……え?///」
「あ、いや、別に変な意味ではなくてです ね!?美々のほうが聞きなれているというかな んというか…//」
やべ、可愛い…///

「……美々」

「っ!//」
「なに驚いてんだよ。美々が呼べって言ったん だろ?」
「アハっ、そうですね」
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