【完】First♡Love~すれ違う恋心~
ある日の放課後、玄関へ向かうため廊下を歩いていると…
「あ…」
美々の彼氏が、いた。
そいつが俺に向かって歩み寄る。
なんだ?
「あの、中条先輩」
「え、なに?」
「俺、みぃと同じクラスの金山って言います」
金山…が美々の彼氏、か。
「…顔は、知ってたよ」
「…中条先輩にとって、みぃってなんです か?」
俺は、この質問になんて答えたらいい?
彼氏のこいつに、大事なヤツだなんて、言えっ こない。
だから、俺はこういうしかないだろ…?
「…大事な…“後輩”だよ」
「あ…」
美々の彼氏が、いた。
そいつが俺に向かって歩み寄る。
なんだ?
「あの、中条先輩」
「え、なに?」
「俺、みぃと同じクラスの金山って言います」
金山…が美々の彼氏、か。
「…顔は、知ってたよ」
「…中条先輩にとって、みぃってなんです か?」
俺は、この質問になんて答えたらいい?
彼氏のこいつに、大事なヤツだなんて、言えっ こない。
だから、俺はこういうしかないだろ…?
「…大事な…“後輩”だよ」