【完】First♡Love~すれ違う恋心~

届け

side玲央


あれから、金山が言っていたことが頭から離れ なかった。

『中条先輩は、勘違いしてると思いますよ』

勘違い?
なにを、勘違いしてるというんだ。

分らない。

俺は再び、金山と話そうと思った。

放課後、俺は玄関で金山を待ち伏せていた。

「…金山」
「え、中条先輩?」
「ちょっと、いいか?」
「はい」

俺たちは中庭へ行った。
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