【完】First♡Love~すれ違う恋心~
「突然、ごめんな」
「…いえ」
「美々…」

俺は美々の瞳をみつめた。

「っ、」

それなのに、美々は… 顔を、そむけた。

「み…「…あたしに、なにか用があったんです か?」

冷たく言い放つ、美々にまた違和感を覚える。

そして、次に出た言葉は、信じられないもの だった。

「…中条、先輩」
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