【完】First♡Love~すれ違う恋心~
「玲央先輩を、忘れるため。諦める、ため…で す」
「そ…っか」
「けど、これからはまた、玲央先輩って、呼び ますから!」
「うん、呼んで。俺、美々に名前で呼ばれる の、すげぇ嬉しいんだ」
「っ!あたしも、美々って呼ばれると、嬉しい です…//」
「//あれ、でも、金山は“みぃ”って、呼んでる よな?」
「あ、それ、は…あだ名みたいなものです。あ たし、男の人には、好きな人にしか下の名前で 呼んでほしくなくて」
てことは、美々は買い出しの日から、俺を好き でいてくれた…?
そう思うと、嬉しくなった。
「美々、すげぇ嬉しい」
お前が望むのなら、何度だって呼ぶよ?
――美々、と。
「そ…っか」
「けど、これからはまた、玲央先輩って、呼び ますから!」
「うん、呼んで。俺、美々に名前で呼ばれる の、すげぇ嬉しいんだ」
「っ!あたしも、美々って呼ばれると、嬉しい です…//」
「//あれ、でも、金山は“みぃ”って、呼んでる よな?」
「あ、それ、は…あだ名みたいなものです。あ たし、男の人には、好きな人にしか下の名前で 呼んでほしくなくて」
てことは、美々は買い出しの日から、俺を好き でいてくれた…?
そう思うと、嬉しくなった。
「美々、すげぇ嬉しい」
お前が望むのなら、何度だって呼ぶよ?
――美々、と。