【完】First♡Love~すれ違う恋心~
美々のクラスはたしか1-3だったな。
…つーか、気のせいか視線が痛い。
ま、こんな格好だしな。

俺は1-3の教室に入り、 近くにいた女子に話しかけた。
「あ。なぁ、美々いる?」
「え//?あ、はい!美々ちゃ―ん!ご指名で す」
「は~い!いらっしゃいませご主人様♪って… 玲央先輩!!??」
な、なにこの可愛さ///
破壊力抜群だろ…。
「…あ、遊びに来た…」
「あ、はい。席にご案内いたします」
席に案内され、座った。
「えと、ご注文は?」
「あ~、コーヒーで」
「は、はい。コーヒーお願いします!…先輩の 格好…スゴイですね」
「ハハ、だろ?まるっきりホストだよな(笑) 似合わねぇけど」
「そ、そんなことないです!か、かっこいいで す…//」
ちょ、なに? なんなわけ、この可愛い生物。
上目遣いとかすんな…///
「美々も、可愛いよ」
「ちょ、先輩。ホストにハマりすぎですよ//」
「本心だけど?」
「っ―…//ちょ、あんま見ないでください!」

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