私の好きな人♡
「そっか...。」
優真は安心したように肩を撫で下ろした。
「私も優真に伝えたいことがある。」
「うん。..何?」
私は真っ直ぐに優真を見て言った。
「私も優真が好きなの。ずっとずっと前から。確かに廉くんには告白されたけど好きな人がいるからって断った。昨日のは最後に行ってくれたら諦めるって廉くんが言ったから....。」
私は緊張のあまり優真を横目で見ることしか出来なかった。
「...まじで?」
「うん。まじで。」
私はニッと笑ってみせた。