最愛の君へ
第一章
プロローグ
…沙羅。
元気ですか?
この地球の果てしなく続く空で
君は笑っていますか?
君が僕に会えるというならば
俺は今すぐにでも君に会いに行きます。
…まだ、僕を覚えていますか?
俺は君を一度も忘れたことなんてなかった。
沙羅と過ごした時間と、
かけがえのない日々が
今でも僕の心の中に焼きついています。
君に会えるならば、
今すぐにでも会いたいです。
君を力強く抱きしめて、
君の笑顔を一度でいいから
君の隣で見ていたいです。
沙羅…ただ、君に逢いたい。