TSUBASA
そうやって、あたしは、、、


あたしはまた、いろんなことから目を逸らそうとした。


、、、楽な方へと、、、


「飯くらい、食え」


そう、ご飯を持ってきたアキに言われる。


何もしないで、ただ居るだけ、、、


だから、特にお腹は空かない。


なのに、当たり前の料を朝、昼、晩持ってくる。


それを食べ切ることなんて、出来るわけない。


「、、、イラナイ」


あたしの言葉に、ため息を吐く。


そして、あたしの目の前の椅子に腰を掛ける。

< 146 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop