TSUBASA
「葵ちゃん、、、。ううん、葵。あたしと友達になろう」


何処で、急にそうなったのかわからないんですけど、、、


それに何で言い直す必要があったのか、疑問。


でも友達が居なかったあたしには、嬉しい言葉だった。


友達って、こうやってなるものだったっけ?


そんな風に疑問もあったが、そんなのどうでも良くなった。


だって、玲が元気になったから、、、


「さっ、葵とも打ち解けたわけだし、帰りますか!」


そう言い立ち上がり、携帯で誰かに連絡を入れる。


たぶん、運転手の男だろう、、、


「行こっ、葵」


電話切った玲に返事を返し立ち上がり、ショッピングモールを後にした。

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