TSUBASA
でも、あたしはこの笑顔を信じちゃいけないんだ。


だって、省吾はまだあたしのことを疑っているのだから、、、


「あり、がと」


そんなことを思ったら、途中で言葉に詰まった。


「葵、メールしたら返事くらいは返してよ?」


玲の言葉に頷き、あたしは地下の部屋へと向った。


部屋の中にあると、玲と買い物した時に買ったものたちが置いてある。


それのモノたちを避けながら、ベットへと体を埋める。


明日、仕事でも探しにいこう、か。


でも、あたしのことを雇ってくれるようなとこなんてあるだろうか?


もしかしたら、山口組が手を回しているかもしれない。


あいつらなら、ありえないことじゃない。

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