ヤクザの家族になっちゃった!?
「親父たちがくだらないことして悪かったな」
龍之介さんに謝れる。
ものすごく申し訳なさそうに言われるから
ブンブンと首が吹っ飛ぶくらいの勢いで頭を横に振り、
「違いますよ!龍之介さんのせいじゃないし、多分ー…」
そう言って視線を反らす。
反らした先には大河。
俺の提案スゲーよな!
何て顔で誇らしげにこっちを見てくる。
イラッ
あの顔…腹立つ。
そしてほんと、ぶん殴りたいわ。
まぁ、半分八つ当たりだけどさ…。
そんなこと思いながらにらみ続ける。
すると間に入ってきた人影。
ん?
少しのけぞって誰が来たのか確認する。
そこに割り込んできてたのは
こう。
かわいらしいくりんくりんのお目めで
キラキラしながら見つめてくる。
うーーーん。。。
「かわいいいいい!!!」
そう雄叫びにも近い声でそう叫び、
抱き締める。
はぁぁぁぁぁ。、、
可愛すぎる…。