好きになった相手がたまたま年上だっただけ。




もしかして、舞子の好きな奴って……






「おい聖也~!もっとテンションあげろよ~!」





「お前はいっつも高すぎるんだよ」





「いい加減慣れろよ聖也~!

 俺の取り柄は、この底無しのテンションだろっ!?」






「あー、はいはい。つーかうるせぇ。

 喋んならマイク越しで喋んな。…………………っ!

 ほらっ!お前の声がでかすぎるから、

 キーンってなっただろーがっ!くそ耳痛ぇ……」





「気にすんなって~!さ、次の曲行くよ~!」






ほぼお前の一人舞台じゃねーかよっ……




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