好きになった相手がたまたま年上だっただけ。


一段落ついたところで

ようやくケーキ作りが始まった




「わたしスポンジ作るから

 聖也くん生クリーム泡立ててくれる~?」



「了解」



「今日はうまく焼けるかな~」




「ま、失敗したらケーキ屋に買いに行こ」




「そうだね~。そうならないように

 頑張らなきゃねっ!」




それよりなにより……

サンタの服に頭にはトナカイの耳……


ケーキ作りに集中しなきゃいけねーのに

サンタ姿の舞子が視界に入るたびに


なんかすっげー集中力切れる……



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