好きになった相手がたまたま年上だっただけ。


「舞子さん、初めまして!

 聖也のダチの立崎陸斗っす!」





握手をしようとする陸斗

そんな陸斗の手をはねのける俺


簡単に触らせなんかしねーよっ




「なんだよ聖也~握手くらいいいじゃんか~!

 もしかして~嫉…」



「陸斗、それ以上言ったら……殺す」




「痛ってぇ~!は~な~せ~っ!!」





こんな俺らのくだらないじゃれあいを

舞子と陸斗の彼女は笑いながら見ている


今までダブルデートなんて

大して興味なかったけど

案外楽しい……かもしれない




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