不器用な兄の愛し方
次の日も 起きたくないのに目が覚めてしまった



夜中の1時
皆寝静まってる頃



今日は大丈夫だろうと思い 部屋のドアを開ける
足音をたてないように歩く




「・・・ぁ・・・もっと・・」




またか・・・




「圭吾!」





何で階段の隣が姉の部屋なんだろう
階段挟んで右が姉の部屋 左が兄と私の部屋



どうしても 階段に近い姉の部屋は声が聞こえてしまう




私の部屋だったら良かったのにな~




今日も冷静な私は1階に行き 冷蔵庫のお茶を飲んだ



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