君の明日は、私の明日
泣いて笑え*Side Mihiro*
しばらくすると、泣きつかれたのか乃愛は俺の胸の中で寝息をたてて寝始めた。
ったくー…世話が焼ける……
こいつは…泣かなければいいと思っている…
「泣かないやつが強いんじゃねぇーよ……泣いても、また笑える奴がつえーんだよ」
泣き疲れたのか…乃愛は起きそうにない…
ー…まずいな…
このまま、運ぶか??
でも、腕時計をみると、5時すぎだった。
そろそろ明るくなるし…いいか……
俺はそう言って、浜辺に転がった
そして……乃愛は俺を腕枕にして…
俺は、乃愛と一緒に海で寝始めた