君の明日は、私の明日



授業にも、出るきしねぇ…



家に帰って寝る。



そう言った。



結局乃愛も俺に飽きておいてかれるー…



俺間違ってたのかも……。



人を忘れるのに、人を使えばいいと思ってた。


でも違ったー……。


また新しい悲しみを増やすだけー……



確かに俺は、乃愛を利用した。


俺も乃愛も、俺たちは愛し合ってなかった。


俺の都合で、乃愛の身体にキスをして……なんども、奴を忘れようとした。



でも、無理だったんだー……。


結局は"やだ"と一言も言わなかった乃愛も嫌だったんだ



当たり前だけどさー……





だけど……失ってから…分かるものも…あるんだな……


乃愛…いつからだろうな……



俺…お前に恋してたかもな…





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