君の明日は、私の明日



人を傷つけるって…こんなにも苦しいものなんだよっ……



なんで、それを水無月さんは簡単にできちゃうわけ!?



私は歯を食いしばった。



水無月さん……さいってい!!!



水無月さんは、自ら先輩と別れたー…


今更何の縁があるっつーのよ!?



私は怒りと悲しさが襲ってきて後ろに持たれかけた。



や…やばいな……めまいがー……


私は、本を持つ手に力をいれた。




お姉ちゃん………


小説は、いろんなことを教えてくれるねー……


だから、お姉ちゃんは、大人っぽくて…いう言葉も心強いんだねー……



小説が大好きだったからー…それがお姉ちゃんに勉強をさせてたんだーー。



私はフラつきながらも教室に戻った……




< 131 / 285 >

この作品をシェア

pagetop