君の明日は、私の明日
人を傷つけるって…こんなにも苦しいものなんだよっ……
なんで、それを水無月さんは簡単にできちゃうわけ!?
私は歯を食いしばった。
水無月さん……さいってい!!!
水無月さんは、自ら先輩と別れたー…
今更何の縁があるっつーのよ!?
私は怒りと悲しさが襲ってきて後ろに持たれかけた。
や…やばいな……めまいがー……
私は、本を持つ手に力をいれた。
お姉ちゃん………
小説は、いろんなことを教えてくれるねー……
だから、お姉ちゃんは、大人っぽくて…いう言葉も心強いんだねー……
小説が大好きだったからー…それがお姉ちゃんに勉強をさせてたんだーー。
私はフラつきながらも教室に戻った……