君の明日は、私の明日
ーーー……
俺は部活が遅くなって帰りが7時くらいになった。
でも、頭には…栄華の言ったことが離れなかった。
"あの子…ここ最近学校にきて様子を見ているそうなのよー……先生も困っていた。それでね……先輩も深尋も避けられてる…
そして、彼女は先輩の元彼女。 そして、今はあなたが好き。 そして、乃愛は…あなたの幼馴染で、近いところにいる…
つまりは………彼女は…もしかしたら……乃愛になにかを吹き込んだのかもしれないわ…"
俺は、わかんなかった。
ていうか、栄華は頭が良すぎなんだよ!
なんで、あんな短時間で推理ができるんだ?!
ったく…すげぇよ…まじで。
まあ、小さい頃からそうだったんだけどな……
俺は家に帰るとベッドに飛び込んだ。
そこで違和感を感じる…
ーーーー……
兄貴……どこだ?!?!