君の明日は、私の明日
「………確かに良奈は、乃愛に言ったわよ?でも……まあ……そんなわけで……良奈は、乃愛があんた達を避けろと言ったの。避けなかったら痛い目に合わせるってー……」
「っざけんな‼」
俺は水無月の胸ぐらをつかんだ。
「もう、…ーいいじゃん??あんたが乃愛のこと守ればいいだけー……そうじゃない?…じゃあ、もう行っていい??授業なのー…」
「話は…終わってねえ…!!」
俺が低い声で怒鳴るとその同時に脚にものすごい激痛が走った。
その痛みに耐えきれず俺はその場にたおれた。
「なぜだ…っ……」
「良奈…こうみえても…力あるんだ。ヤンキーにも負けないもの………」
水無月はそれだけいうと、倒れこむ俺を無視して校舎に入って行った……
っざけんなー……
すんげぇ馬鹿力だなぁ、あれは……
だから、あの乃愛も…言うことを聞くんだな