君の明日は、私の明日

救われない自分*Side Noah*





昨日…


あれから記憶が全くない。


気がついたら家にいて…お母さんの話によると栄華が送ってくれたとかー……



私は、お母さんに反対されながらも次の日、学校に行った。


学校に行くと、栄華はなにも聞かなかった。いつも通りでー……



多分、栄華しきの思いやりかなーー……私はそう思った。



でも、やっぱり……笑うのが辛いんだー……



深尋の教室に行くと深尋はいなくてー……



私は深尋が大好き。

でも栄華も大好きなんだよーっ……


深尋達から一方的に距離をおかなきゃ栄華がやられてしまう。


水無月さんはお金を使ってー……私達を毎日監視しているー……


学校でも…みんなに監視されてんだー……逃げ場がないー……



私だってー…大好きなみんなを傷つけたくないよぉー……



これが一番遠回りかもしれないけど…今は、水無月さんのいう通りにしないといけないー…



これで、しばらくはもつかと思ったけど……ダメだったー……


< 145 / 285 >

この作品をシェア

pagetop