君の明日は、私の明日
その日ー……私は、栄華と屋上で一緒にお弁当を食べていた。
いつも通り…何も変わらない楽しい会話で……
変わってるのは……深尋がいないー……
いつもは3人で食べていた。
昴先輩は自分の友達というのがいたから、私達とはあまり一緒にはいない
ーーーどんっ!!
食べていると、いきなりドアが開いた
「深尋っ?!休んでんじゃー…………なんでここに……」
驚いて見てみるとそこには深尋がいた。
私はすぐに目を話した。
屋上だからってー…もしかしたら反対側の校舎で、水無月さんがお金を渡して仕事させてる生徒が監視しているかもしれないもんー…
「乃愛……理由は分かったよ!水無月に脅されてたんだろ?」
は…?
何で知ってんの??
深尋は驚いている私を放っておいて私はギュッと抱きしめた。
「っーー……離してっ!!はなしてよぉっー!」
ギュッと抱きしめられ、抜けることができない。
マズイよこれ!!
私はすべてのパワーを出して離れようとする。