君の明日は、私の明日


ーーーーーー……



目が覚めると、私は自分の部屋にいた。


頭には氷…


そっか……昨日ので…熱でちゃったんだ……。



「いたっー…。」



私は起き上がろうとして足に痛みが走った。


そうだった……



昨日、サンダルで森とか、いろんなところを入ってったから……


結構傷が多かった。


かすり傷ですんだんだけどねー……


とりあえず私は一階に向った。


一階には、ソファーに3人が座っていた



栄華、深尋、


それとー………水無月さん……


「あ、乃愛!おきたんだ!きてよー」


栄華がにっこりと笑って、階段にいる私に手をふった。


栄華の右側のおでこにはバンソウコウがはってあった。



そして深尋の右頬にも切り傷が一筋入っていた。


水無月さんは下を向いて私と目を合わせようとしない。



「………どうして、みんなここに?」


「桜さん、出掛けたから!」


桜さんとは、私のお母さん。




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