君の明日は、私の明日




でも…昴は違った……


昴とはやらなかった…その時私はー……




「ヤらないんだ……昴は良奈のこと、何とも思ってないのねー……友達でもなんでもないんだ!」



と間違ったことを覚えてしまった。


栄華さんにはそれはお見通しだった。




"男友達しかいないんでしょ? まあ、友達って言えるかわかんないけどー……"



"バカ言わないでよ!!友達がいっぱいいる、あんた達にはわかんないわ…!良奈はあんた達の友情を壊して深尋さんとお友達になるの!!"




"なら、なってあげるわよ…私達が今日から、あなたの友達よ。"




栄華さんはわかんないーー……


栄華さんは異常なのかも……

こんな私を友達にするとかー………



でも、ーそのとき…深尋が来たんだ。




"お前がしてるのは、友達作りではない。お前は…ただ、男を騙してるだけ。友情っていうのを教えてやるから……俺らと友達になろうぜ?"




って……良奈はどれくらい泣いたか忘れちゃったー……



みんなの友情にはビックリさせられたよ……



だって…みんなの友情より素晴らしいものなんてこの目で見たことなかったんだー…




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