君の明日は、私の明日


「やってやるよ!もう…!えっとぉ……ho..pe? ほ…ぺ?」



「違う。それは、ホウプって読むの。意味は希望、みて…先っぽにマジックEがついてるでしょ?だから読み方が変わるの」



私は、訳すどころか、読むので精一杯。



それに比べて良奈ちゃんも栄華もすごいし……



結局、納得しないまま帰ることになった……ーー……



ーーーーー………



夕焼けで、校舎は真っ赤に染まっていた。


3人で仲良く正門を出て行くところでー……


忘れ物をしたことに気がついた



「あ!先輩からもらった参考書忘れてきた!とってくるからここで待ってて!」


「あ、はいはーい」



私はそう言って後者に向かった。



戻らなければ良かったー……


その時何が起こるかは私も全然知らなかったし…夢にも思ってなかったー…



崩れ始めた運命はまたそれをなおすように出来て行くー……


傾いた運命はここでまた…傾き、崩れ始める…



これが、すべての始まりだったー……


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