君の明日は、私の明日



「ふーん、乃愛、深尋が作ったやつ気に入ったんだぁ〜」


栄華が目を細めて不思議な感じに…
いや、正直不気味に……笑った。


おいしいけど…
何も言わなかった。


だって、栄華がおかしかった。
別の意味が入っていそうで………


「で、祥加…先輩は??見かけないんだけど…
せっかくだから、ちゃんとおめでとうくらい……」


栄華が深尋にそう聞いた。

確かに……。
全然見かけない。


大事な主役がいないんだね。


「そうだね、どこなの??」

私も聞いて見た。

すると深尋は悲しそうにしたを向いた。


え?

なに…??何かあるの??

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